サムチー・ペーソンの戯言

毎週金曜日更新。しがない一大学生が突拍子もなく思い浮かんだことをまとめてるブログです。

タピオカドリンク店の客第1号になった話【Part2 RACCOON CAFE 池袋店編】

←Part1 ゴンチャ 新宿東南口店編

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2019年2月25日、立教大学池袋キャンパス。この大学のすぐ近くに、新しくタピオカドリンク店がやってきた。それも今度はまさかの新規参入。成長著しいタピオカドリンク業界に殴り込みをかけたその店の名は「RACCOON CAFE」。

今回はそんな店のオープン当日に、例によって開店一番乗りをした、一人の男の記事である。

ん?この店は前日とかにもプレオープンイベントやってたって?

うるさい!!!!!!!!!!

恥ずかしくまた失礼な話だが、俺は最初にこの店の存在をツイッターで知った際、「これは国際信州学院大学みたいな、ジョークや嫌がらせの類なのではないか?」と疑ってしまった。

まずはインスタグラムとツイッターのフォロワーの差を見ていただきたい。

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マジでこの差はえぐい。地味にインスタのほうのFF比がおかしなことになってるのはとりま置いといて、最初にツイッターから知った俺があらぬ疑いをかけてしまったことは、ただの不注意によるものではないということは一先ず分かっていただけたかと思う。

しかもこの店は、インスタグラムとツイッターで同内容の文および画像を投稿している。タイムラインだけでなくプロフィールのメディア一覧も縦に表示されるツイッターでは、わざわざ横長だった画像を正方形に切り抜き、それを複数枚投稿してプロフィール欄でつながって見えるようにするというインスタグラム的投稿テクニックなど無意味。

また、ハッシュタグのついた投稿は、ツイッターではエンゲージメント率を頗る落としてしまう。何もかもが逆効果となってしまうのだ。

gigazine.net

さらにスパムツイートにありがちな文面として、ハッシュタグを乱用するというものがある。これではツイッターで宣伝しても、そもそも信憑性から疑われてしまうのも無理はないと言えよう。

そもそも店が狙っている客層を鑑みるとツイッターも並行して発信する必要があるのか?」という疑問も湧くが、ともかく、やるからにはその媒体に合わせた発信の仕方で展開するよう心がけていただきたい。

 

さてこの店への行き方だが、立教大学池袋キャンパスと同様、とにかく西!!

池袋駅降りたらひたすら駅構内を西!!!

西!!!!!

めっちゃ西に歩く!!!!!!!

JR池袋駅で降りたのであれば、南改札から出て1a出口から地上に上がるか、中央1・中央2改札から出てC3出口で地上に上がると良い。そんな出口どこにあるんだよって思った人は、

www.esola-ikebukuro.com

このページを参照すると分かりやすいだろう。

また、立教大学の正門からこの店に行くには、正門を出て右に曲がった後、

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この路地を斜め右に曲がるとたどり着く。マジでめちゃめちゃ近い。ビビるよホント。

 

さて、俺は前回のゴンチャ新宿東南口店の時と同様、並ぶ前にお腹が痛くなってきたので、駅構内のトイレに駆け込んだ。午前8:30というラッシュ真っただ中の時間帯でも個室がすぐ空いたのは救い以外の何物でもない。

「どこだ?」

Google Map上ではもう店に着いているはずなのに、なぜか店が見当たらないという事態に陥ってしまった。と思ったら、階段を登りおでん屋を過ぎると、

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あ、あった。なるほど、ずっと俺の目線の上にあったから見つけられなかったわけね……。
ただ周囲を見渡しただけでは気づけないので、行くときには注意が必要かもしれない。

一瞬迷うトラブルもあったが、なんやかんや9時過ぎに店に到着し今回も1番乗り。

やったね!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

長期戦になるので折りたたみ椅子を持参してきたが、なんと店の前にベンチが。ありがたく腰掛けさせてもらい、公式サイトでメニューを見ながら開店まで待つことにした。

 

開店祝いで飾られている花の中に、某タピオカ卸専門店*1のクレジットがあったので、ジアレイのようにタピオカそのものの味に期待することはあまりしないでおこう。だったら「タピオカ」専門店と大っぴらに言わないでほしいんだけどね……。

となると味として期待するのはドリンクのほうということになる。

そう!!

ここで述べたい。俺が述べたい。この店の立地に並ぶ大きな特徴は、一部ドリンクに福岡の八女で取れた茶葉を使っていることである。店曰く、

RACCOON CAFEでは、厳選された茶園で収穫されたお茶のみの使用に拘っています。特に福岡県・八女地方は自然豊かな四季が織りなす高級茶の産地です。茶栽培に適した環境で育まれた八女茶は『色』『香』『味』『形』を兼ねそなえていて、香り豊かで味は濃厚そしてまろやかな甘みが特徴です。八女茶だけでなく、各地で収穫されたお茶の美味しさに拘って作り上げたドリンクは、収穫された土地それぞれの良さを引き出した高い品質に仕上がっています。」

とのことだ。この八女産の茶葉はほうじ茶ミルクティーと抹茶ミルクティーで使われている。

あーでもどうしよ、とりあえず普通のミルクティー飲んで他店と比べてもみたいしな……、うーん、

まいっか普通のミルクティーで!

そして午前10時、ついに開店。注文したのはアイスのタピオカミルクティーLサイズ。値段はSNSフォローによる割引を含めて、税込みで504円である。。RACCOON CAFEではこの割引のほかにも、店内に置いてあるフライヤーを持っていくと受けられる、リピーターや立教大学の関係者に向けた割引もある。新規出店ということで、まずは池袋エリアへの土着を図っているのだろう。とりあえずSNSフォロー割引は明後日の3月3日までなので、この記事を見て知った人は早めに行くと良いと思われる。

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右手奥にある扉の先がお手洗いである

うわ、店内にテーブルがあるとこなんて都内で初めて見た。お手洗いもある。タピオカドリンクの愛飲者たちは屋台のような形態の店舗に行き、外で飲んだり飲みながら移動することに慣れきってしまっているが、いざこういった「普通のカフェ」のような設備が揃っていると逆に驚く。特にトイレがあるのは俺のような胃腸の弱い人間にはありがたい。*2居抜いたテナントの設備の関係からたまたま設置出来たのかもしれないが、こういった類の店の中ではかなり貴重な存在である。

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タピオカミルクティーのアイスLサイズ。ストローはセルフで挿すよう促された。

味は、癖が恐ろしいほど無く、とてもあっさりしていた。渋みが無いがすごく甘いわけでもない、牛乳も他店舗と比べるとそこまで入っている気がしない。一瞬鉄観音と間違えたかな?という気すらした。するすると飲めるのでタピオカが余りがち。飲む際は注意したい。あとCoCo都可が好きな人は黒糖を入れるべきかも。

あーあとそうだ。ドリンクが提供されるまでの話もしなければ。従業員たちが不慣れだったのか、注文を従業員間で何度も確認し合ったり、サイズを間違えかけたり、後続の客に至っては注文を忘れてもう一度聞きなおしたりするなど、非常にあたふたしていた。やはりこのあたりは既に参入しているタピオカドリンク店の強みなのか。RACCOON CAFEが注文を捌くにあたってどんなシステムを導入しているかは分からないが、確かにタピオカドリンクをはじめとした飲料を主に扱う他の店舗では、従業員たちが何の迷いもなくテキパキと動き商品を渡している。4月10日に立教大学の春学期の授業が始まるそうなので、おそらくそこまでには注文を受けてから提供するまでのラインの改善が求められるだろう。

特に、学生というのは特定の時間帯に一気に集中して店に押し寄せてくる存在である。俺のように1人で朝っぱらから待っているような野郎とは違い、学校終わりに友人たちと一緒にやってくる。無論高校や中学の方が授業の終わるタイミングがかぶりがちなので、例えばある高校からやってくるバスの停留所の目の前にテナントを構えたりすると、そこから降りて来た高校生たちが一気にその店に入りたちまち混雑する、といった状況が発生する。

大学は学部などによって講義が何時限目まであるかがまちまちなので、先ほどの例よりはひどい混雑にはならないと思われるが、それでも立教大学から駅までの動線にほぼ被せる形で出店させた以上、改善を求められることは間違いない。

 

池袋駅近辺にはすでにRACCOON CAFE以外にタピオカドリンクを扱う店舗が10店舗あり、特に西口近辺で言えば、去年4月にゴンチャが駅前のルミネ池袋8Fに出店してきた。新しくタピオカドリンク業界に参入したRACCOON CAFEがどのような戦いぶりを見せるのか。そして他エリアへの出店も目論んでいるのだろうか。これからの動向に目が離せない。

 

RACCOON CAFEの

公式サイト

ツイッター

インスタグラム

追記 (執筆日:2019/4/1)

いやいやいやいやもう一回行ってきましたよ3月18日に。この店の売りである「八女産の茶葉を使ったミルクティー」がどうしても飲みたくてね。抹茶ミルクティーを頼んで飲んでみました。

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うおーこりゃまた独特な味だぞ。甘味は何で足してるんかと必死こいて考えたが、これ多分もともとのお茶が甘いんだろうな。よく氷少な目で頼む人いるけど、この場合はタピオカが吸いづらいとかそういう問題ではなく、風味が損なわれるから少な目で頼むことをおすすめしたい。出来ることなら香りも楽しみたかったなー、まあ一番茶じゃないだろうからそこまでしないと思うけど。

 

これまで2つのドリンクを飲んだ感想としては、この店はともすると味でシェアの取り合い勝負に参加できるぐらいにはおいしく、また独自路線を突っ走っている。従来のタピオカミルクティーに飽きた人は是非この店に立ち寄っていただきたい。

 

おわり

 

←Part1 ゴンチャ 新宿東南口店編

*1:Chatimeも同じ業者にお世話になっているはず。関連があると思われるページの魚拓はこちら

*2:だったらアイスのLサイズなんか頼むな。