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MMTの問題点
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①準備金制度下(日本版)
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政府債務が過剰であると、利払い費が大きくなり、金利を上げられないという状態が発生。
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この状況下でインフレが発生すると、MS(マネーストック、マネーサプライ)放出に歯止めが掛けられなくなる。
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(インフレ率>金利の状態では借入者が増大する為)
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MS拡大によって、物価は急上昇するが、同時に企業にとっても物価高はダメージ(原価高騰)となり
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賃金が逆に圧縮される。(単価が上がれば当然売れ行きも悪くなる。)
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 →賃金が上がらない(失業率上昇の)中、物価が上がり、スタグフレーションの状態に陥る。
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問:供給力が失われなければ、物価は上がらないのか?
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  例:明治初期は2円で家が建ちましたが、今は2000万でも建たない。
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    →需要が1000万倍に増えたのではなく、通貨が増えた事によって物価が上がった。 
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  つまり、需要と供給のバランスがそのままでも、通貨を発行する事によって、インフレは発生しうる。
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  生産棄損が無ければ、インフレが発生しえないのならば、通貨を発行しても無意味。
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政府債務が過剰な状態で強制的に金利を上げれば、MSを減らすはずが、逆にMS増大に作用してしまう。
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②政府紙幣下
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  通貨は一度限りの使い切りではなく、回転する。
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  政府支出によって物価をコントロールしようとしても、回転率が高くなった状況下では
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  政府の思惑以上の物価上昇は起こりうる。
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  →大増税が必要となる。(国民生活の破綻)
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※MMTでは物価が上がったら、税金によって抑えるとなるが
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 コストプッシュインフレ下では逆効果
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 ガソリン上がっているのに、税率上げるの?
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 供給側に起因する物価上昇下では物価上昇に歯止めはかけられない。
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