カイジ:藤原竜也主演の実写映画が9年ぶり復活! 福本伸行が手がけるオリジナルストーリー

映画「カイジ ファイナルゲーム」に出演する(上段左から)関水渚さん、藤原竜也さん、新田真剣佑さん、(下段左から)福士蒼汰さん、吉田鋼太郎さん (C)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会
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映画「カイジ ファイナルゲーム」に出演する(上段左から)関水渚さん、藤原竜也さん、新田真剣佑さん、(下段左から)福士蒼汰さん、吉田鋼太郎さん (C)福本伸行 講談社/2020映画「カイジ ファイナルゲーム」製作委員会

 俳優の藤原竜也さん主演で、福本伸行さんの人気マンガ「カイジ」シリーズが原作の実写映画の最新作「カイジ ファイナルゲーム」が2020年1月10日に公開されることが31日、明らかになった。同作は、「カイジ 人生逆転ゲーム」(2009年)、「カイジ2 人生奪回ゲーム」(11年)に続くシリーズ最終章で、藤原さんがカイジ役を続投。前作から約9年ぶりのシリーズ“復活”となる。

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 藤原さんは「今回も福本先生の『カイジ』の世界観に度肝を抜かれました。『カイジ』では一般的なレベルの温度の芝居では通用しない。脳みそが疲れるくらい大変でしたが、ここまでやっていいのかっていうぐらいてんこ盛りですので、期待して」とコメントを寄せている。

 「カイジ」は、自堕落な青年カイジが、友人の保証人となって多額の借金を背負い、命懸けのギャンブルに挑戦する物語。アニメ化もされている。今回の最終章は、原作者の福本さんが脚本に携わり、オリジナルストーリーを考案。原作にはない全く新しい四つのオリジナルゲーム「バベルの塔」「最後の審判」「ドリームジャンプ」「ゴールドジャンケン」が登場する。

 新キャストとして、福士蒼汰さん、関水渚さん、新田真剣佑さん、吉田鋼太郎さんが出演することも発表された。福士さんが高倉浩介、関水さんが桐野加奈子、新田さんが廣瀬湊、吉田さんが黒崎義裕をそれぞれ演じる。

 各キャスト、原作者の福本さんのコメント全文は以下の通り。

 ◇藤原竜也さんのコメント

 日常ではなかなか経験できない世界を描いていて、日ごろ抱えている社会に対する思いなどを代弁者のようにスッキリ見せてくれるのが「カイジ」。今回も原作の福本さんの世界観を見事に表現してくれていて、度肝を抜かれました。一般的なレベルの温度での芝居をしていたら「カイジ」の世界では通用しないので、脳みそが疲れて大変でしたが(笑い)、新キャストの方々のいろんな才能と交われたのが、非常に面白かったです。今回は展開が盛りだくさん。ここまでやっていいのかっていうぐらいてんこ盛りなので、ぜひ期待して見に来てほしいです。

 ◇福士蒼汰さんのコメント

 あのカイジの世界に自分が入れるなど考えてもいなかったので、出演のお話をいただき、身の引き締まる思いを抱きました。緊張感のある作品ですが、現場はチーム一体となり和やかな雰囲気もあって、カイジに関わる皆さんが温かく迎えてくださったことに感謝しています。藤原さんとの共演は夢でもあったのですが、実際に現場でご一緒させていただいて、学ぶことがたくさんありました。ファイナルゲームの名前にふさわしい作品になっているのではと思います。ぜひ、楽しみにお待ちください。

 ◇関水渚さんのコメント

 1作目のカイジが公開されたとき、私はまだ小学生で、面白くて仕方がないカイジの続編に将来、自分が携わることができるなんて夢にも思いませんでした。主演の藤原竜也さんはお芝居がカッコよくて、中身は優しくて温かくて。そんな藤原さんをカイジと呼びながら一緒にお芝居をし、たくさんのアドバイスをいただいていたあの日々は刺激的で、夢のようで、あっという間でした。監督、そして共演させていただいた先輩方には感謝でいっぱいです。

 ◇新田真剣佑さんのコメント

 昔から見ていた「カイジ」に出演させていただけて、とてもうれしかったです。皆さんのチームの一員になれたことが誇らしく、現場に行くのが楽しい毎日でした。藤原さんとは以前からプライベートでも仲よくさせていただいていて、今回初めて芝居で共演する事ができました。現場で会った藤原さんはいつもの雰囲気とは違って本物の“カイジ”で、とても興奮しました。

 ◇吉田鋼太郎さんのコメント

 あの藤原竜也カイジとの真っ向勝負なので、いつにも増して気合が入りました。普段共演の多い藤原君ですが、さすがに彼の当たり役カイジは手ごわかったです。

 ◇福本伸行さんのコメント

 「カイジ ファイナルゲーム」がいよいよ公開。ありがとうございます! 実はこの脚本は、ほぼほぼ4年ほど前にできていた。が、そこから、なかなか、前に進めず……。でも、待てば海路の日和あり。ついにこのたび、公開決定となりました。ありがたい! 虚と実。実と偽。やっちゃいけないギャンブルの数々を、またみんなにお見せできる運びとなり、本当にうれしい。ぜひ、映画館で「カイジ」でしか味わえない感覚・感動・歓喜・なんだったら、僥倖(ぎょうこう)を味わっていただきたい! 唯一無二、翻弄(ほんろう)される快感、「カイジ・ワールド」、9年ぶりの公開です! 結構、あいだ、開いたー!

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