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フットボール批評issue22 雑誌 – 2018/11/6
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その戦術はもう死んでいる?
激変するフットボールの「戦い方」改革、最前線を追う
今号のフットボール批評では、戦術と近未来を総力特集。
ポゼッションvsカウンターという二極対立の構図が終わり、いま世界の最前線で何が起きているのか?
本誌ならではの視点で、世界トップシーンにおける「戦術」の変革に迫ります。
【巻頭特別対談】
岡田武史×小野剛 いま明かす日本代表激闘の舞台裏 粕川哲男(構成)
「南アW杯は戦術を変更したのが良かったと言われるけど、本質は違う」
【特集I】
その戦術はもう死んでいる? フットボールの「戦い方改革」最前線
◎≪近未来のフットボール≫新しい戦術は生まれるのか? 西部謙司
◎≪新しい戦術の教科書≫欧州でなぜ3バックが増えているのか? 坪井健太郎&小澤一郎
◎≪気鋭の戦術家を読む≫サッリが描くチェルシーの近未来 内藤秀明
◎≪守備戦術 解体新書≫なぜ4-4-2は主流であり続けるのか? 岩政大樹
◎≪戦術ルネッサンス≫最先端の戦術は既存戦術の焼き直しに過ぎない GIUBILOMARIO(河野大地)
◎データ分析の最前線に迫る 平野将弘&内藤秀明
【特集II】
Jリーグのパラダイムシフト いま何が起きているか?
◎10年後のJリーグと北海道コンサドーレ札幌 野々村芳和社長インタビュー 植田路生
◎高き理想を掲げる横浜F・マリノスとヴィッセル神戸の未来に立ちはだかる壁 河治良幸
◎町田ゼルビア サイバーエージェント買収で変わる未来、変わらないアイデンティティ 唐井直GMインタビュー 木村元彦
◎サガン鳥栖に未来はあるのか 藤江直人
◎ツエーゲン金沢で始まった「面白いこと」の正体は何か? 海江田哲朗
◎全社を通してみるJを目指す地域リーグクラブの現状 宇都宮徹壱
◎「両足使い」は幻想なのか? 現代の常識を覆す「利き足指導」の是非 加部究
◎オリンピック物語 大橋裕之
◎スポーツ文化異論 武田砂鉄
◎スペインフットボールジャーナル「リーガ初の米国開催の裏にある政治的懸念」 木村浩嗣
◎ジャッジの真実「日本サッカーの審判の未来」 清水英斗
◎J2水戸の強化部長西村卓朗が語るチーム強化論 佐藤拓也
◎本なんか読むんじゃなかった 佐山一郎
◎ボールは跳ねるよ、どこまでも。 幅允孝
◎KFG蹴球“誌上"革命論第6回「勝ち負けに左右されない“サポーター熟成"論」錦糸町フットボール義勇軍
◎英国人が見る日本のサッカー文化と育成 ショーン・キャロル
……他
激変するフットボールの「戦い方」改革、最前線を追う
今号のフットボール批評では、戦術と近未来を総力特集。
ポゼッションvsカウンターという二極対立の構図が終わり、いま世界の最前線で何が起きているのか?
本誌ならではの視点で、世界トップシーンにおける「戦術」の変革に迫ります。
【巻頭特別対談】
岡田武史×小野剛 いま明かす日本代表激闘の舞台裏 粕川哲男(構成)
「南アW杯は戦術を変更したのが良かったと言われるけど、本質は違う」
【特集I】
その戦術はもう死んでいる? フットボールの「戦い方改革」最前線
◎≪近未来のフットボール≫新しい戦術は生まれるのか? 西部謙司
◎≪新しい戦術の教科書≫欧州でなぜ3バックが増えているのか? 坪井健太郎&小澤一郎
◎≪気鋭の戦術家を読む≫サッリが描くチェルシーの近未来 内藤秀明
◎≪守備戦術 解体新書≫なぜ4-4-2は主流であり続けるのか? 岩政大樹
◎≪戦術ルネッサンス≫最先端の戦術は既存戦術の焼き直しに過ぎない GIUBILOMARIO(河野大地)
◎データ分析の最前線に迫る 平野将弘&内藤秀明
【特集II】
Jリーグのパラダイムシフト いま何が起きているか?
◎10年後のJリーグと北海道コンサドーレ札幌 野々村芳和社長インタビュー 植田路生
◎高き理想を掲げる横浜F・マリノスとヴィッセル神戸の未来に立ちはだかる壁 河治良幸
◎町田ゼルビア サイバーエージェント買収で変わる未来、変わらないアイデンティティ 唐井直GMインタビュー 木村元彦
◎サガン鳥栖に未来はあるのか 藤江直人
◎ツエーゲン金沢で始まった「面白いこと」の正体は何か? 海江田哲朗
◎全社を通してみるJを目指す地域リーグクラブの現状 宇都宮徹壱
◎「両足使い」は幻想なのか? 現代の常識を覆す「利き足指導」の是非 加部究
◎オリンピック物語 大橋裕之
◎スポーツ文化異論 武田砂鉄
◎スペインフットボールジャーナル「リーガ初の米国開催の裏にある政治的懸念」 木村浩嗣
◎ジャッジの真実「日本サッカーの審判の未来」 清水英斗
◎J2水戸の強化部長西村卓朗が語るチーム強化論 佐藤拓也
◎本なんか読むんじゃなかった 佐山一郎
◎ボールは跳ねるよ、どこまでも。 幅允孝
◎KFG蹴球“誌上"革命論第6回「勝ち負けに左右されない“サポーター熟成"論」錦糸町フットボール義勇軍
◎英国人が見る日本のサッカー文化と育成 ショーン・キャロル
……他
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トップレビュー
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2018年12月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サッカーの本ですが、基本的に未来志向な視点で書かれており、私は本書を地域活性化の本として愛読しております。
2018年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一つの雑誌が長く続く以上、そこには長く読者を引き付けるだけの「変わらない何か」があると思う。
前身の「サッカー批評」から20年以上続く本誌もその「何か」があるのは間違いないわけだけど、個人的には「タブーとされる部分にも構わず突っ込んでいくジャーナリスト精神」がそれであると思う。我那覇のドーピング冤罪事件をはじめ、FC岐阜やザスパ草津の経営問題、あるいは大泉一成が明かした下部リーグプレーヤーの貧困。こういうサッカー界の暗部とでもいうべき部分に光を当てる記事は間違いなく本誌にしか出来なかった仕事であろうと信じている。
その上で今号の特集なのであるのだけれども、意外なぐらいに技術的というか戦術分析的な記事が多いのが特徴となっている。特に前半のカラーページはほぼ戦術分析的な記事が占めており、これは最近には無かった傾向かと。確かに創刊当初に「フランスワールドカップアウェイ韓国戦」の分析記事が載せてあったように、この手の分析系記事が無かったわけではないが、カラーページのほとんどを費やすという規模の特集は珍しい。
この巻頭特集、どちらかと言うと以前刊行していた「欧州フットボール批評」に近い雰囲気がある。西部謙司の「次に主流となる戦術は何か?」と題された戦術のパラダイムシフトを追ったコラムでは、最新の戦術を紹介し続けてきた筆者にしては珍しく戦術の革新が停滞している、いわば過渡期にある状況について語られている。むしろ西部氏が担ってきた最新の戦術状況については坪井健太郎の「欧州でなぜ3バックが増えているのか?」や、内藤秀明の「気鋭の戦術家サッリが描くチェルシーの近未来」がその役割を果たし、欧州の現在を伝えている。
意外だったのは鹿島で長くプレーしたDFである岩政大樹の「なぜ4-4-2は主流であり続けるのか?」というコラム。執筆者を見たら岩政本人の名前だけで、構成担当者の名前が無い……ほんの二年前まで現役のプレーヤーだった人物が単独で他のフットボールライターと遜色のないレベルの記事を書いているというのはちょっとした驚きであった。
海外で活躍する日本人を特集するのは本誌の大きな特色であるけれども、今回の戦術特集で内藤秀明が取り上げているのは戦術の下支えをするアナリストをプレミアリーグのカーディフシティFCで担当する平野将弘氏。なんと1996年生まれで現役の大学生ながら英国でサッカーコーチングを学び、コーチングの分析を担当しているのだから驚いた。プレーヤーという道以外でも欧州フットボールに関わる一つの道を示す良記事と言えよう。
今回はJリーグの経営者へのインタビュー記事も充実。今季躍進したコンサドーレ札幌の野々村社長に対する植田路生のインタビューは急速に拡大していく世界のフットボール市場の中でJリーグのクラブが、なかんずく一地方クラブがどの様にして生き残っていくのかを経営者の視点ではどの様に見据えているのか詳細に語られていた。更に経営希望が小さいJ2の町田ゼルビアの唐井GMに対する木村元彦のインタビューは新興クラブにとって昇格のネックとなる(実際に今年度はそうなった)スタジアムの問題を中心に「過去に作られた規定を現状と見合わせてどの様に運用していくのか?」という部分に焦点を当てている。
ただし、町田ゼルビアと聞いて「ん?」となる人も多いかと思う。ホリエモンこと堀江貴文氏が焚き付けた「サイゲームス問題」が絡んでくるからだが、憎い事に藤江直人がサガン鳥栖の竹原社長へインタビューを行い「夢が必要」という言葉と共に堀江貴文への明確な反論を引き出しているのでこの問題に興味のある方は一読されるべきかと。
技術論という点で滅法面白かったのが加部究による「『両足使い』は幻想なのか?」と題された「プロを目指すのであれば左右両足を同じ様に使えるようトレーニングするべき」というこれまでの定説に疑問を示した記事である。ブラジルでプロ契約もした檜垣裕志氏がブラジルで見た「トップクラスの選手でも両足なんて使わない」という現実を前に「本当に大切なのは両足を使えるようにする事か?それとも利き足を徹底的に伸ばす事か?」という疑問から始まり「両足が使える事で生じるデメリットの問題」まで踏み込み、従来の育成における「常識」に真っ向から疑問を示した非常に読み応えのある記事となっている。
同じ様に少年層の育成に疑問を示しているのは武田砂鉄の連載「スポーツ文化異論」。「不審者からの提言」と題して仕事場のマンションから見える小学校の校庭の風景を「平日の大縄跳びとサッカーがギリギリの距離で普通に遊ばれている風景」と「土日の絶対届かないボールに飛び付く事を要求するコーチの罵声が響く少年野球の風景」を比較。カオスの中から「うまくやる方法」を見付ける平日の風景と、絶対権力者の示す「正しい方法」に黙って従う土日の風景の埋めがたい差の果てに「日大アメフト部」の問題がなぜ生じたかが、なぜそんなスポーツマンが育ってしまうのかを語っている。
……いずれも非常に面白い記事であるのだが、やはり季刊となり三ヶ月も待たされる身となってしまうと若干のパンチの弱さを感じてしまう。サッカー界の暗部に手を突っ込む記事がやはり一つや二つは欲しい。20年間の購読で読者としてスレてしまった部分はあるのかもしれないが、探せば日本サッカー協会にもJリーグのクラブにもプロとして活動する選手にもいまだ光の当たっていない「暗部」がある筈なのだが。「毒」の無い「フットボール批評」に未来はあるのだろうか?
前身の「サッカー批評」から20年以上続く本誌もその「何か」があるのは間違いないわけだけど、個人的には「タブーとされる部分にも構わず突っ込んでいくジャーナリスト精神」がそれであると思う。我那覇のドーピング冤罪事件をはじめ、FC岐阜やザスパ草津の経営問題、あるいは大泉一成が明かした下部リーグプレーヤーの貧困。こういうサッカー界の暗部とでもいうべき部分に光を当てる記事は間違いなく本誌にしか出来なかった仕事であろうと信じている。
その上で今号の特集なのであるのだけれども、意外なぐらいに技術的というか戦術分析的な記事が多いのが特徴となっている。特に前半のカラーページはほぼ戦術分析的な記事が占めており、これは最近には無かった傾向かと。確かに創刊当初に「フランスワールドカップアウェイ韓国戦」の分析記事が載せてあったように、この手の分析系記事が無かったわけではないが、カラーページのほとんどを費やすという規模の特集は珍しい。
この巻頭特集、どちらかと言うと以前刊行していた「欧州フットボール批評」に近い雰囲気がある。西部謙司の「次に主流となる戦術は何か?」と題された戦術のパラダイムシフトを追ったコラムでは、最新の戦術を紹介し続けてきた筆者にしては珍しく戦術の革新が停滞している、いわば過渡期にある状況について語られている。むしろ西部氏が担ってきた最新の戦術状況については坪井健太郎の「欧州でなぜ3バックが増えているのか?」や、内藤秀明の「気鋭の戦術家サッリが描くチェルシーの近未来」がその役割を果たし、欧州の現在を伝えている。
意外だったのは鹿島で長くプレーしたDFである岩政大樹の「なぜ4-4-2は主流であり続けるのか?」というコラム。執筆者を見たら岩政本人の名前だけで、構成担当者の名前が無い……ほんの二年前まで現役のプレーヤーだった人物が単独で他のフットボールライターと遜色のないレベルの記事を書いているというのはちょっとした驚きであった。
海外で活躍する日本人を特集するのは本誌の大きな特色であるけれども、今回の戦術特集で内藤秀明が取り上げているのは戦術の下支えをするアナリストをプレミアリーグのカーディフシティFCで担当する平野将弘氏。なんと1996年生まれで現役の大学生ながら英国でサッカーコーチングを学び、コーチングの分析を担当しているのだから驚いた。プレーヤーという道以外でも欧州フットボールに関わる一つの道を示す良記事と言えよう。
今回はJリーグの経営者へのインタビュー記事も充実。今季躍進したコンサドーレ札幌の野々村社長に対する植田路生のインタビューは急速に拡大していく世界のフットボール市場の中でJリーグのクラブが、なかんずく一地方クラブがどの様にして生き残っていくのかを経営者の視点ではどの様に見据えているのか詳細に語られていた。更に経営希望が小さいJ2の町田ゼルビアの唐井GMに対する木村元彦のインタビューは新興クラブにとって昇格のネックとなる(実際に今年度はそうなった)スタジアムの問題を中心に「過去に作られた規定を現状と見合わせてどの様に運用していくのか?」という部分に焦点を当てている。
ただし、町田ゼルビアと聞いて「ん?」となる人も多いかと思う。ホリエモンこと堀江貴文氏が焚き付けた「サイゲームス問題」が絡んでくるからだが、憎い事に藤江直人がサガン鳥栖の竹原社長へインタビューを行い「夢が必要」という言葉と共に堀江貴文への明確な反論を引き出しているのでこの問題に興味のある方は一読されるべきかと。
技術論という点で滅法面白かったのが加部究による「『両足使い』は幻想なのか?」と題された「プロを目指すのであれば左右両足を同じ様に使えるようトレーニングするべき」というこれまでの定説に疑問を示した記事である。ブラジルでプロ契約もした檜垣裕志氏がブラジルで見た「トップクラスの選手でも両足なんて使わない」という現実を前に「本当に大切なのは両足を使えるようにする事か?それとも利き足を徹底的に伸ばす事か?」という疑問から始まり「両足が使える事で生じるデメリットの問題」まで踏み込み、従来の育成における「常識」に真っ向から疑問を示した非常に読み応えのある記事となっている。
同じ様に少年層の育成に疑問を示しているのは武田砂鉄の連載「スポーツ文化異論」。「不審者からの提言」と題して仕事場のマンションから見える小学校の校庭の風景を「平日の大縄跳びとサッカーがギリギリの距離で普通に遊ばれている風景」と「土日の絶対届かないボールに飛び付く事を要求するコーチの罵声が響く少年野球の風景」を比較。カオスの中から「うまくやる方法」を見付ける平日の風景と、絶対権力者の示す「正しい方法」に黙って従う土日の風景の埋めがたい差の果てに「日大アメフト部」の問題がなぜ生じたかが、なぜそんなスポーツマンが育ってしまうのかを語っている。
……いずれも非常に面白い記事であるのだが、やはり季刊となり三ヶ月も待たされる身となってしまうと若干のパンチの弱さを感じてしまう。サッカー界の暗部に手を突っ込む記事がやはり一つや二つは欲しい。20年間の購読で読者としてスレてしまった部分はあるのかもしれないが、探せば日本サッカー協会にもJリーグのクラブにもプロとして活動する選手にもいまだ光の当たっていない「暗部」がある筈なのだが。「毒」の無い「フットボール批評」に未来はあるのだろうか?